2012-03-05 第180回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
このため、余剰電力が発生することもあれば、周波数が乱れたり、電圧上昇が生じるおそれもございます。 こういうことが起きると産業機械などに悪影響が予想されますので、従来は、再生可能エネルギー電源の電力系統への接続に当たっては、接続のルールを設けましたり、それから技術要件ガイドラインを設けまして電力の品質を規定して、系統上の問題が生じないように確認を行ってきたところでございます。
このため、余剰電力が発生することもあれば、周波数が乱れたり、電圧上昇が生じるおそれもございます。 こういうことが起きると産業機械などに悪影響が予想されますので、従来は、再生可能エネルギー電源の電力系統への接続に当たっては、接続のルールを設けましたり、それから技術要件ガイドラインを設けまして電力の品質を規定して、系統上の問題が生じないように確認を行ってきたところでございます。
○海江田国務大臣 この点につきましては、私も当委員会で何度かお話をさせていただいておりますが、この法律の第五条第一項第二号に規定する「電気の円滑な供給の確保に支障が生ずるおそれ」、そうした場合としましては、余剰電力や周波数変動の発生、配電系統における電圧上昇などが考えられまして、例えば、電圧上昇を原因として電気事業者が接続を拒否できる事例としましては、周波数の変動や再生可能エネルギー電源を接続することにより
再生可能エネルギーが大量に導入された場合、系統安定化対策として余剰電力の対応、そして周波数調整力の確保、電圧上昇対策が必要とされ、その費用、コストは莫大なものになると言われておりました。今回のこの再生可能エネルギーの全量固定価格買取り制度の法案の中では、どのような位置付けとなっていて、どのように取り組まれるのか、経産大臣にお聞きいたします。
○政府参考人(西山英彦君) 系統対策は必要でございまして、その対策の内容といたしましては、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、配電網の電圧上昇をどうするか、それから余剰電力が発生したときにこれをいかに処理するか、それから周波数調整力が不足する可能性があって、この対応をする必要があると、こういう三つの課題を考えております。
例えば、末端の配電網における電圧上昇対策、あるいはネットワーク全体での余剰電力対策などが挙げられます。 具体的には、配電網における変圧器の増設や、余剰電力を蓄電するための揚水配電所の建設、あるいは先生御指摘の蓄電池の設置といった対策が必要となります。